英語でお金を表現するとき困りませんか?
日本円をドル換算し、桁数が大きい場合は英語でなんて言うんだっけっと悩むところです。
スラング英語でBucksやGrandなど聞きなれない単語もお金を表現するときに使われます。
今回は英語のお金表現を詳しく解説します。
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英語のユニークなお金の呼び方。知らないと「え?!」っと思うかも
Buck(ドル)
砕けた表現でドルを数えるときにBucks(バックス)が使われます。
例えば「Hundred bucks」(100ドル)、「A few bucks」(数ドル)など。
私の大好きな乙女のバイブル映画「プリティーウーマン」(1990)でも、主人公の娼婦であるヴィヴィアン(ジュリアロバーツ)が幾度も使っています。
道に迷ったエドワードに対して、主人公のヴィヴィアンのセリフ。
I wanna find Beverly Hills. Can you give me directions ?(ビバリーヒルズを探しているんだけど。行き方を教えてくれる?)
Sure. For five bucks.(もちろん。5ドルでね。)
派手な格好をしたヴィヴィアンの友達の娼婦が、高級ホテルで他の客にジロジロと見られているシーン。機転を利かせての一言。
Fifty bucks, Grandpa. For seventy-five, the wife can watch.(おじいちゃんは50ドルね。75ドルで奥さんが見てもいいわよ)
うーん、すごいですね!
娼婦でなくても「Buck」は全然使えます!
友達と会話する時などこなれた感じがでるので覚えておくと良いでしょう。
ちなみに、スタバことStarbucksコーヒー。
こちらも名前にbucksが含まれていますが、ドルという意味ではありません!私はずっとそう勘違いしていました(汗)。
これは小説「白鯨」に出てくるコーヒー好きなスターバック一等航海士(Starbuck)が名前の由来らしいです。あしからず。
Grand、K(千ドル)
カジュアル英語では、千ドルを「Grand」と言います。
注意事項として、Grand は複数になっても「s」はつきません。2 grand, 3 grandと単数のままです。
時としてGrandに代わって「K」が使われたりします。そのまま「ケー」と発音します。3K(スリー ケー)といった感じです。
「K」ですが、お金の単位の他にキロメーターを略した「K」としても使われます。頭の片隅に入れておきましょう。
実際にどの様な時に使うと良いでしょうか?
例えば家や車の値段など大きな金額を話す時に重宝します。
The house cost us 300 grand. (家が300,000ドルしたよ。300,000ドル=3000万円弱)
I got a used car at only 5K.(中古車をたったの5,000ドルで買ったよ。5,000ドル=50万円弱)
英語と日本語の位取りの違い
英語での位取りを一度整理しましょう。
千ドル(Grand, K)


英語圏では3桁でお金を区切って表記されます。対して日本は位取りが4桁の万単位ですね。
そしてカジュアルな英語では、千ドルを別名「Grand、K」と言います。
英語での位取り:100 000 = one hundred (100) thousand (1000) = 100 grand = 100 K
日本語での位取り:10 0000 = 十(10) 万(10000)
次の計算を見てください。1USドル100円とザックリ換算すると、One grand (= one thousand dollars)が約10万円弱になります。
$1,000 USD = $1,000 x 100円/USD = 10 0000円
「1 grand=10万円」もしくは「1 K=10万円」と覚えておくと、お金の感覚が素早く掴めます。
例えば3kと言われたら、3x10万円で30万円弱です。
いちいち位取りを変えて日本円に換算して…っとややこしい計算をしないで済みます。
百万ドル(Million)


千ドル(1Grand、1K)の1つ上の単位が、百万ドル(1Million)です。
ちなみに1Kは「ワンケー」でしたが、Millionの頭文字を用いた1Mを「ワンエム」とは普段言われません。
英語での位取り:1 000 000 = one million(1,000, 000)
日本語での位取り:100 0000 = 百(100) 万(10000)
100万米ドルを日本円換算すると、1億円に変身します。
$1,000,000 USD = $1,000,000 x 100円/USD = 1 0000 0000円 = 1億円
ミリオネアーと言う和製英語のルーツですね。億単位でお金を持っているお金持ちを指します。
「$1 million = 1億円」の換算も覚えておきましょう。
6figure(6桁)
お給料の話で、「6 figure」という表現が使われることがあります。
6桁は例えば「100,000」が1桁の数字ですね。
円ドル換算するとゼロを2桁足して、1000 0000(1千万円)になります。
要はお給料が1千万以上ある高収入のことを表現するときに使います。
“What are you doing? You’re giving up a 6-figure salary, very secure job, health insurance, to go play with toys?
(給料が1千万円以上、とても安定してて、健康保険付きの仕事なのに、おもちゃで遊ぶために辞めるなんて、一体どうしたの?)
一千万以上のお給料を諦めてどんな遊びを始めたのか、気になります。
まとめ
英語でのユニークなお金表現ご紹介しました。
さらっとお金のスラングが使えると、スムーズに意思疎通ができて話が盛り上がります。
最後にもう一度、円ドルの換算表を頭に入れておきましょう。
1ドル=1buck=100円
1000ドル=1 grand=1K=10万円
100万ドル=1 million dollars=1M=1億円
6 figure (ドル)=1000万円 以上
少しでもみなさまのお役に立てると嬉しいです。
ご愛読ありがとうございました。