外国人から見た日本のいいところ10選!海外との比較

外国人からみた日本の良いところ

日本ほど特徴豊かで外国人を魅了する国は数少ないのではないでしょうか。今まで外国人の方と接する中で、色々と日本の良いところ、悪いところを聞かせてもらいました。私の海外暮らしの経験とともに、外国人から見た日本の良いところ10点、ご紹介していきます。

街の綺麗さ

日本の街を歩いていると、落ちているゴミの少なさに驚きます。

カナダの我が家の駐車場には掃除をしてもしても、吹き込まれて来るゴミが多く、数日もすればかなり溜まります。紙、プラスチック容器、食べ残し、片方だけの靴や手袋。道を歩いていると、使用済みの赤ちゃんのオムツや、鳥の骨を見かける事も珍しくありません。

時々ゴミ清掃用の、一人乗りで大きな掃除機がついているようなマシーンが道を掃除していきます。なかなか日本では見かけない光景です。

道のお掃除車

トロントではタヌキ(ラクーン)がゴミ箱を漁り、道中に生ゴミが散乱している光景をよく見かけます。そのまま数日放置されっぱなしなんて事も珍しくありません。

一方日本では、ゴミ出しの日にカラスがゴミを漁らしても、すぐに気づいた誰かが掃除しています。共同意識のたまものですね。

では、なぜ日本の街は綺麗なのでしょうか?

それは「日本人はゴミをポイ捨てをしないからだ」とよく言われます。一人一人が自分のゴミに責任を持ってゴミを処分し、綺麗な街と秩序を守ろうとする、生まれ育った文化の表れです。

これは多かれ少なかれ、小中高校と生徒自らが分担して掃除をする習慣のおかげでしょう。驚くことに、北米の学校では生徒が学校の掃除をしません。掃除人が定期的にランチタイムや放課後に掃除をします。

集団意識の強い日本、個人主義の海外、文化の差がこんなところにも表れるのですね。

治安の良さ

夜の外出には注意を

夜でも一人で外を歩いて大丈夫という感覚は、海外の都市では珍しい。

私がワシントンDCに住んでいた時、夕暮れ時になると、怖そうな人、出来るだけ近寄りたくない人たちが続々と道に出没し始めます。シンデレラがお城を去るように、外に長居しすぎた事を後悔し、慌てて家まで走り帰った記憶があります。

カンザスシティーに夫の家族を訪ねにいった時。普通に「銃の持ち込み禁止」のサインがショッピングモールの壁に掲示されていました。聞くところによると、普段ダウンタウンに行く時は、護身用に小型の銃を持ち歩いているとのこと。

パリ、ニューヨークに住んでいた時は、ダウンタウンのメジャースポットにいる限り、夜間外を歩いていてもそれほど怖い思いをしたことはありません。でも、区域によっては住民の人も避ける危険な地帯も混在しています。

海外では、道を一歩挟んだ反対側はスラム街、怖い地帯なんてざらにあります。一度フランス人の友達数人とパリの少し危険な地域を夜中に歩かないといけなかった時に「誰とも顔を合わせないで、早く歩いて」っと注意された時はかなりビビりました。

なぜ日本は治安が良いのでしょうか?

貧困率が低く貧富の差が少ない。社会保障制度も整っているからという理由がよく挙げられます。

カナダでは頻繁に、ホームレスからお金を恵んで欲しいと話しかけられることがあります。街で叫んでいたり裸になろうとしている人を見かけることもあります。その人たちが直接危害を加えて来ることは、私の経験上今までありませんが、特に子供と一緒にいる時など、おちおちしていられません。

日本ではホームレスや精神病患者たちが道をうろついて騒いでいる姿をあまり見かけません。ちなみに、日本は精神病院のベッド数が世界一多いようです。それだけ、社会の秩序を守る制度がしっかりしているのでしょう。

日本人はきちんとした服装をし、おしゃれで小綺麗

外国人から見た日本のいいところ:きちんとした服装

日本の道を歩いていると、ピシッとスーツにネクタイをしたビジネスマンをよく見かけますが、トロントでは銀行などが密集しているダウンタウンの一部を除きスーツ姿は日常あまり見かけません。

女性も同様、普段はだいたい誰でもすっぴんです。なので、たまにパーティーなどでドレスアップして化粧をして来るとドキッとしてしまいます。

子供を学校に送り迎えするのに上下スエットパジャマ姿でも全然目立ちません。逆に日本にいる時の様な格好をしていると、「今日何かあるの?」っと聞かれます。

カナダの家族が日本に来た時に、なぜ日本人はみんなおしゃれな格好しているのかっと感嘆していました。今でも日本のことを話すたびにこの話題に触れます。

個性的であるよりも、周りとの協調性を重視し、秩序を重視する日本文化の表れかもしれませんね。

日本の食事は美味しい!

日本は量より質、海外(北米)は質より量、な気がします。

海外ではスーパーに買い物に行くと、結構の量が入ったお買い得品が並んでいます。でも生鮮食品など特に、当たり外れが大きい!

プラスチック容器入りのフルーツは360度回して、カビが生えてないか、傷んでないかチェックして買うのが習慣です。一度はブドウの房の中から巨大なクモが出て来て、超びっくりしました。ベリー系のフルーツにカビが生えているなんて事もしょっちゅうです。

カビの生えたミニトマト

卵もしかり。箱をわざわざ開けてヒビが入ってないか毎回確認しないといけません。結構な確率で割れています。

様々な料理が運ばれてくる日本の旅館の夕食なども、外国人には驚きです。あと、回転寿司。美味しいお寿司が機械で運ばれて来て、手軽に食べれるのは魅力的です。色々な国の料理が食べられる、レストランのチョイスが多いのも日本の良いところ。

しかも、チップを払わなくて良い!これは結構大きいです。トロントで一般的なレストランに行った場合、だいたい10〜15カナダドル前後(日本円で千円前後)がランチの相場です。でもこれに13%の税金に、15%のチップを加算すると、大概20ドルを超えてしまいます。日本のレストランはコスパ的にも断然良いです

でも1点(かなり個人的な一点ですが…)。日本で美味しいものが入手しにくい食品があります。それは何でしょう?

答えはフルーツジュースです。私の旦那は大のフルーツジュース付きです。それも深いこだわりがあって、100%フルーツの濃縮還元されていないジュースが必需品です。

日本でスーパーやコンビニを色々探し回りましたが、成城石井などのちょっと高級なスーパーくらいでしかお目にかかれませんでした。やっぱり日本人はジュースよりお茶ですかね。

言わずと知れた、日本のトイレ

日本を一度は訪れたことのある外国人が、絶対に日本の良い所であげるもの、それはズバリ日本のトイレ環境です。

ウォシュレットについている色々なボタン。日本語が読めなくてもついつい押してみたくなるそうです。またウォシュレットのトイレ以外にも、手を洗う洗面台や手を乾かすドライヤーなどの充実度に感動する外国人もいます。

海外で外出すると、日本の様にどこでも使えるトイレが無いのでとても困ります。

コンビニ、デパートや地下街にある公衆トイレ、日本にいると当たり前です。がそもそも、海外では日本の様にデパートが密集していたり、コンビニが点在していることすらほとんどありません。そして、当たり前のごとく、コンビニがあったとしてもトイレは使えません。

トロントでトイレに困った時に、私はファーストフード店のトイレに駆け込みます。スタバなどの綺麗目カフェが狙いどころです。が!ダウンタウンや少し治安が悪い地帯のファーストフード店のトイレは鍵がかかっています!店員さんに「トイレを使いたいので鍵を貸してください」っとお願いしないといけません。

あと、ようやくトイレにたどり着いたとしても、トイレが異常に汚かったりします。海外では用を済ませた後の物が流されず放置されている確率が、かなり高いです。トイレが壊れ気味で、流すバーを押しても水が少ししか流れなかったりします。

あと、便座に尿がついていることがよくあります。女性は便座にはお尻を当てずにスクワットして用をたすようです。海外に住んでからずっと、「なぜ便座にこんなにおしっこがついているのか」と疑問だったのが、そのスクワット技を聞いて謎が解けました。

日本の良いところ:海外の汚いトイレ事情

日本の和式トイレがあれば便座の汚さを気にしなくてすみますよね。でも、一部の(?)外国人は日本の和式トイレが使えないとのことです。理由は、あの体勢にしゃがめない!実際にその格好をしてもらったことがありますが、バランスが取れずに後ろによろめき倒れてしまいます。こんな所にも文化の差があるとは、驚きでした。

ちなみに、我が家のトイレは2箇所ともウォシュレット完備です。最初はトロントの代理店を通して設置しようと思ったのですが、1台1000ドル前後するとのこと。帰国の際にヨドバシカメラで1万ちょっとで便座部分を購入し、スーツケースに入れて帰国。自分達で取り付けました。寒い日の夜にトイレに座るのがこれで楽になりました。この暖かい便座、うちに来るゲストの半数くらいは大絶賛、でも一部では、「なんかきもちわるーい」と言う声もあがります。

当たり前のモノごと、なくなって初めて大切さが気づくもの。細かい日常のディーテールにこそ、そんな格言が当てはまるのではないでしょうか。

日本の電車は路線数が非常に多い!地下鉄の深さも驚き

外国人から見た日本のいいところ:電車

日本の電車の路線数は海外の大都市と比べても驚くほど発達しています。JRと各種私鉄の会社が競い合い、路線を随時拡張していますね。また都内ですと大江戸線など、いくつもエレベーターで下ってやっとホームが出て来ます。

パリやニューヨークも地下鉄の路線が発達していますが、なかなか新しい路線ができたりすることはありません。一方久しぶりに日本に帰ると、知らぬ間に新しい路線が出来上がっていたり、異なる路線同士が乗合をして便利になっていたりと、その進み具合に驚愕します。

日本はなぜこんなに電車の路線が発達しているのでようか?電車の路線に限らず、駅ビルの建設スピード、地域の開発速度など、日本は最速です。海外では普通ありえません。

これはひとえに日本の建設技術の高さの表れと、勤勉勤労な日本の文化の賜物でしょう

例えば、トロントの最寄りの地下鉄の駅で、バリアフリーのためにホームから改札口へのエレベーター設置の工事をしていました。工事が始まってかれこれ2、3年でしょうか。ようやく最近になって設置が完了しました。ずーっとずっと謎の工事をし、そのせいで改札口が変わったり、駅から乗り継ぐバス停が移動したりと、振り回されっぱなしでした。

2年間あれば、日本の私の実家の最寄り駅の大きな駅ビルが完成してしまいます。「駅ビルの建設 vs 駅のエレベーター1台設置」に同じ時間かかるって恐ろしいですね。

日本の労働者の皆様、毎日雨の日も風の日も、大震災があった翌日でさえも、勤労勤務お疲れ様です。

日本はつくづく、働いて住むにはきつい国、遊びに訪れるには天国の国だなーっと思います。

日本のテクノロジーもやっぱり素晴らしい

日本発のグローバル企業の衰えが取り沙汰される事もありますが、まだまだ日本のテクノロジーは素晴らしいと日本を訪れる外国人はコメントします。

快適に短時間で全国各地を移動できる新幹線。なかなか故障しない日本車。クオリティーの高い日本の家電。これは私もトロントに帰る際、預ける荷物の重量制限ギリギリになってでも、頑張ってスーツケースに押し込みます!

女性ならではですが、基礎化粧品や化粧品の種類の豊富さも、毎回日本に帰るたびに興奮します。カナダで買うアイライナーはすぐぼやけてしまって全然長持ちしないので、日本でお気に入りのアイライナーを毎年10本以上爆買いして帰ります。

また、痒い所に手が届くテクノロジーも、海外には無い日本ならではの良い所ですね。ファミレスの店員呼び出しのピンポン、様々な自動販売機、お財布から出さないでも改札を通れるスイカ、自動で開くタクシーのドア。

無ければ無いでどうにかなるものです。が、一手間かけずに用事を済ませられるのは大変快適です。これこそ、「日本の技術力 x サービス精神」が生み出した、世界に誇れる日本のテクノロジーです。

日本人の礼儀正しさ、サービス精神は世界一

日本人は礼儀正しい

お店に入れば「いらっしゃいませ、ありがとうございました」と笑顔で声をかける習慣。質問やクレームに丁寧に対応してくれる店員。成田空港の荷物の引き渡しコンベアで、スーツケースを律儀に綺麗に並べ変える係員。おもてなしは日本についた直後から始まっているのですね。外国には無いサービス精神です。

会席料理を食べに行った時は、お店の前まで見送りに出てくれた店主が、数分間、角を曲がるまでお辞儀をしたまま固まっていました。日本の古き良きおもてなし精神には感服させられます。

海外から日本に問い合わせの電話などする際も、電話対応のあまりにも丁寧さにとても恐縮してしまいます。横で電話を聞いていた旦那が「なぜ、ずっとすみませんって謝られていたの?」っと不思議がっていました。

日本の伝統的な考え方「お客様は神様」、これこそが日本人のサービス精神の根源でしょう。また、仕事に真剣に取り組む姿勢も、世界一のサービスが維持される所以です。

集団主義社会であるところも、理由に挙げられます。個人個人が自分のしたいことやその時の気分で振る舞うのではなく、会社に教えられたマニュアルやこうすべきっという概念に従って行動しているからです。

お店の人は超ウルトラ級に礼儀正しくおもてなし精神にあふれています。ですが対照的に、普段の赤の他人に対する態度は親切だとは思えない面も、海外に住み一時帰国する時に感じてしまいます。これは、都会に限ったことかもしれませんが、お年寄りや小さい子供連れのママが電車で立っていても誰も席を譲らない、トロントではあり得ません。

一時帰国の際、ジッパー付きのリュックサックに大量にものを詰めて歩道を歩いていた時のことです。間抜けな私は、物を詰め込みすぎたのかジッパーが少しずつ開いていっていることにも気づかず。ある瞬間ドドーット道中に背中のものを散乱させてしまいました。

お土産に買ったお茶や食料品、ダイソーで買い込んだ品々、朝ごはんにする予定の黒糖ロールなどありとあらゆるものが道にばら撒かれ。っでも、誰一人通行人は足を止めませんでした。リュックが開いている時も誰も教えてくれませんでした。あれだけの雪崩を素通りするのは海外ではなかなか無いでしょう。

勤務中、仕事としてのお客様に対する親切な対応 と 日常生活での赤の他人に対する他人は他人的な対応、このギャップがとても奇異に感じられます。

時間通りに電車が来る奇跡

最後に電車にまつわる神秘。時間通りに電車が来る。1分も違わずに来る。そして絶対に電車が来る。日本を訪れる外国人にとって驚きです。

また、時間通りに来る上に、本数も劇的に多い。電車の車体が路線によって違うのも、日本での常識、海外での非常識。

トロントでは、市内の人通りの多いダウンタウンでさえ、ストリートカーが2、30分来ない、そして来たと思ったら5、6台まとまって来ることも頻繁にあります。これは雪の寒い日にはしんどいです。

ここまで来るともう神業レベルです。どれだけの努力と工夫を重ねてこのシステムを運行しているのか、と頭が下がります。

まとめ

日本には世界に誇れるサービスや文化が満載です。日本を訪れてみたい外国人は後を絶ちません。

素晴らしい限りですね。

あと、こちらに「外国人から見た日本の不思議!奇妙な光景10個」という記事を用意しました。よろしかったら読んでみてください。

外国人から見た日本の不思議!奇妙な光景10個