以前の記事で「日本で外国人友達を作るための心構え3つ」について語りました。
今回はその実践編です。
Table of Contents
友達になりやすい外国人の特徴
英語がスムーズに話せなかったり、あまり外国人と接したことの少ない日本人とって、友達になりやすい外国人とは?
- 日本語のできる外国人
- パートナーが日本人の外国人
- 日本に来たばかりの外国人
日本語の話せる外国人は、日本語で会話をしてくれると喜びます。
日本語会話の練習にもなるし、認めてもらっている感が嬉しいのでしょう。
私もできるだけ、日本語で話しができる外国人の友達とは日本語で会話することを心がけています。
奥さんが日本人という外国人は、日本の家族や風習に親しんでいることが多く、日本人独特のコミュニケーションを汲み取ってくれやすい。
日本に来たばかりの外国人は、日本の良い所に目がいき毎日楽しんでいます。
「日本人とはなかなか友達になれない」っと壁ができてしまう前にフレンドリーに接する機会があればスムーズに友達になれます。
外国人の友達と具体的に何を話せばいい?気をつけること
実際に話すきっかけが出来た時、何に気をつけてどんな話をすればよいでしょうか?
日本に中長期滞在している外国人に振らない方が無難な話題。
- 箸の使い方を褒める
- 宗教や人種に関わる話題
- 納豆たべれる?
毎回聞き飽きているであろう質問は避けましょう。
宗教や人種などシリアス&タブーな話題は控えましょう。
おすすめなトピックは
- スモールトーク:今日の天気。持ち物を褒めてみたり。とりあえず雑談
- 趣味や共通の話題:盛り上がれるテーマが見つかったらベスト
- 仕事やキャリア:日本に何でいるか、これからどうしたいか。深い話に繋がる可能性も大!
連絡先を交換して、次に会う機会に繋がるといいですね。
友達を誘って出かける約束をしたい時に使えるフレーズや言い回し、ニュアンスなど注意したいことなどの記事をまとめてみました。よかったら参考にしてください。
[英語表現]友達を英語で気軽に誘えるようになる16のフレーズ
効率的に外国人友達が作れる場所
実際にどこで外国人に出会うのか?
個人的の経験をもとにリストにしました。バイアスが100%かかった評価もぜひ参考にしてください。
1)国際交流パーティ、国際交流サークルなど
難易度:★☆☆☆☆
予算の目安:1000 〜5000円
おすすめ度:★★★☆☆
まず手始めに。公民館や自治体など地味なところで開いている国際交流パーティーは狙い目です。
クラブや民間の国際交流パーティーなどでもきっかけはありますが、来る人がナンパ目的だったり、お金も数千円かかったりといった実情です。
比べ地味目なところで主催されている国際交流パーティーは、真面目で良心的な外国人の方が集まっている傾向がありす。(あくまで個人的意見です)
私自身が好きでよく顔を出していたパーティーは、ワーキングホリデー協会が月1で主催する国際交流パーティー。
海外から日本に来た外国人の若者と、これからワーキングホリデーで渡航したい日本人もしくは帰国後者の交流を助ける、とても良心的なパーティーでした。
残念ながら場所が移転した時パーティーが開催されなくなったと聞きました。
似たような集まりが地域にあるか、探してみてください。
2)「Meet Up.com」(ミートアップ)
難易度:★★★☆☆
予算の目安:500円〜(イベントによる)
おすすめ度:★★☆☆☆
かなり以前からあるオンラインで趣味サークルを探せるウエブサイトです。趣味を通して外国人を含め色々な方に会えるのも醍醐味。
私が参加した時に感じた正直な感想は、もう出来上がってしまったグループ感があることです。
人によって、グループによって、状況は違うはずです。
興味がある集まりを探して、試しに参加してみるのも良いでしょう。
ウエブサイトはこちら。アカウントを作り、自分の興味のあるトピックを選び、自分のいる都市から何メートル以内か範囲を設定して、イベントを探せる仕組みになっています。
3)友達の友達は友達芋づる式
難易度:?(こればかりは運によります)
予算の目安:ー
おすすめ度:★★★★★
この方法がとにかく一番効率的です。
色々な外国人が顔を出す集まりに出かけ、日本人で外国人の友達が多いキーパーソンを見つけましょう。
仲良くなったら友達の友達は友達方式で、どんどんと友達ができます。
裏技ですが、正直これが一番手っ取り方法です。私自身この方法で沢山の貴重な友達ができました。
外国人の友達が多い人は、なにかと色々なイベントを企画したり、大人数で出かけたりすることが多いです。
飲み会、花見、ピクニック、バーベキューパーティー、ホームパーティーなどなど、友達の輪に入れたらそこからは簡単です。
4)シェアハウスに住んでみる。
難易度:★★★☆☆
予算の目安:数万円〜
おすすめ度:★★★★☆
色々な形のシェアハウスが今の日本にはあるようですが、外国人が多いシェアハウス(ゲストハウス)に住んでみるのも良い方法です。
当時私はサクラハウス というゲストハウスがとても好きで、よく入り浸っていました。
都内各地にあり、場所ごとのサクラハウスで全く違う趣きがあります。大規模なアパートを改装した建物だったり、日本の古民家の部屋を割り当てた施設だったり。
私も是非住んでみたい!と意気込んでオフィスに問い合わせてみたことがあります。
こちらは外国人専用の宿泊施設で、外国籍のパスポートを持っていない限り日本人は住めないようです。残念でした。
日本人でも住める2軒のゲストハウスに住んだことがあります。
色々なゲストハウスを見た感想。毎日が楽しい!と思う反面、いくつか妥協せざるを得ない事項があります。
例えば、ほとんどの施設が汚い、ゴキブリをみることがよくある!
ゴキブリ大嫌いな私は、毎日かなり冷や汗ものでした。
個人の部屋はかなり狭い。私は当時2畳の部屋に住んでいました。
友達を呼ぶことは原則禁止。
シャワーを他の人が使ってたら使えず朝は確保が大変などなど。
このような面も考慮して、それでもと思う方にはおすすめです。
5)出会い系のオンラインサービス
難易度:★★★☆☆
予算の目安:0円〜
おすすめ度:★★☆☆☆
オンラインの語学交流サイトやアプリを使うのも手です。
北アメリカでよく使われている出会い系のアプリにTinderというサービスがあります。
日本でも友人達の間で話題になっていました。私自身は試したことがありません。
友達がやっているのを見せてもらったことがあります。
登録されている異性の相手のプロフィールが閲覧でき、気に入った相手がいたらお気に入りに登録。
双方マッチングしたらメッセージのやりとりができるそうです。
このアプリを純粋に友達作りに使っている人はあまり聞いたことがないので、友達作りのツールとしては微妙です。
6)語学交換(Language Exchange)のパートナーを見つける
難易度:★★★☆☆
予算の目安:0円〜
おすすめ度:★★★☆☆
語学交換を斡旋しているウエブサイトもおすすめです。
ちなみに語学交換とは、カフェなどで会って、半分を自分のネイティブ(もしくは得意な)言語を使って相手と会話し、残りの半分は自分が習っている言語で会話をするというシステムです。
無料でお互いを助け合えるのが良い点ですが、なかなか気の合う、時間的都合の合う相手を見つけるのはかなり難しい。
ちなみに私はitalki.comというウエブサイトを活用しました。これについてはまた別の機会に詳細をお伝えしたいと思います。
7)英会話喫茶、英会話バー
難易度:★★☆☆☆
予算の目安:500円〜3000円
おすすめ度:★★★☆☆
暇つぶしによく英会話喫茶、英会話バーにも通っていました。
10年以上も前の話ですが、高田馬場にあるミッキーハウスが都内の英会話喫茶の中ではお気に入りでした。
オーナーの日本人の方がとても気さくで、居心地が良かったのを覚えてます。
今現在は料金体制やシステムなどもずいぶん変わったようです。
英会話喫茶で知り合った外国人と話が盛り上がって、それ以来、長年の友人になったケースもあります。
ただ、何回か行くとだいたい同じ顔ぶれだったり、雨の日はいっても誰もいないというケースもあったり、と当たり外れがあります。
自分のお気に入りな英会話喫茶が見つかると良いですね。
8)「東京メトロポリス」無料の英語雑誌を読んでみる
難易度:★☆☆☆☆
予算の目安:0円
おすすめ度:★☆☆☆☆
東京メトロポリスのウエブサイトでオンラインで最新号が読めます。
英語の無料雑誌で、後ろの方にイベント情報や、お店の宣伝があります。楽しそうな集まりがあったら参加してみるのも良いですね。
9)外国人が多く集まりそうなバーに通う
難易度:★★★★★
予算の目安:1000円〜
おすすめ度:?(人による)
これは、英語力が中上級で、外国人に対してランダムに自分から話しかける勇気のある人にはおすすめです。
あるいは、ある程度の美男美女なら周りから声をかけてもらえるでしょう。
私自身、あまりバーで出会って長年の友人になったケースは正直思いつきません。
周りのケースで、六本木のバーで運命の人に出会い、幸せに結婚していたりという友人もいます。(あ、でもこれだと純粋に友達探しとは違いますね。)
異性との出会いを考えてる方には、一つの方法として良いかもしれません。
10)公園や電車、どこでも話しかける!
難易度:★★★★★★★
予算の目安:0円
おすすめ度:??(人による)
最後に、難易度最上級の技「どこでも話しかける」です。
これができる人は、この記事をそもそも読んでないでしょう。でもとりあえずリストアップしておきます。
これを日本で実践しているツワモノは、先述したTくん位しか頭に思い浮かびません。
北アメリカの風習ですと知らない人とさらっと言葉を交わす事も日常であります。
「失うものは何もない。これで損をすることはない。」っと思って実行できる方にはおすすめです。
まとめ
数打ちゃ当たる方式で、どんどんと出かけましょう。
まずは行動、何が何でも即実行!
外国人と友達になりたいという気持ちを大切に。
人生の宝物になるような素晴らしい出会いがあなたに訪れますように。