オンライン英会話、これなら自宅で好きな時にできるし、なんか楽しそう♪
と始めたは良いものの、ダラダラと続くフリートークのレッスン。なんとなく英語を話せているようで、その場で満足するものの、後々「これでいいのかなー」なんて疑問が湧いてくる。英会話が上達しているのかは、かなり、びみょう。
英会話が中上級者の方は、こんな経験があるかもしれません。
でもなぜ、これほどまでに世間話しオンリーの先生ばかりなのでしょうか?今回はその深まる謎について、真相に迫りたいと思います。
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オンライン英会話の先生がフリートークばかりする理由。ズバリ検証
オンライン英会話の先生がよくするフリートーク。「会話の基本はやっぱ世間話だよねー☀」なんて流されてはいけません!その裏には、先生側の理由があります。
それは、
- 先生が楽だから
- 先生のスキルがないから
- 先生のモチベーションがないから。
です。
では、それぞれどういくことなのか、説明していきます。
オンライン英会話の先生がフリートークばかりする理由1「楽だから」


先生といえども人間。英語の授業をするより、世間話をした方が楽しいに決まっています。そして何より楽!
- 先生にとっても、レッスンをするより世間話の方が楽しい。
- 事前にレッスンプランを用意する必要がない。
- 生徒の間違えを見つけ出すために頭を使わなくても良い。
- 間違えを指摘して、生徒の機嫌を損ねるリスクがない。
中には、生徒の言っていることを適当に聞き流しながら、画面に映らないところでモソモソと他の作業をしてるオンライン英会話の先生もいました(笑)。
おーいぃ、話聞いてますかぁ〜?っと言いたくなります。
オンライン英会話の先生がフリートークばかりする理由2「先生としてのスキルがないから」


英会話をちゃんと教えられるスキル、それ相応の教育や経験がある教師はなかなかいません。かなりレアキャラです。
英語のネイティブスピーカー = 英語を上手に教えられ、生徒の英会話力を伸ばせる
という図式は間違えです。
実際に、もしあなたが「日本語を教えて欲しい」といきなり外国人に頼まれた場合。どうすれば上達するかなんて知ったこっちゃない。適当に世間話をして、分からない単語を教えてあげて終わり、なんてのが関の山。
英語を体系的に教えられ、どうしたら生徒の英語力が伸びるかをしっかり心得ている、といったレベルの高い先生は、しっかりとした教育機関(大学など)に属して研究をしていたりして、社会的地位や金銭的報酬をきちんと受け取っているはずです。
それか、もし質の良い先生を、オンライン英会話で見つけられたとしても、かなりレッスン単価が高かったり、人気で新規の生徒を受け付けていることは少ないです。(オンライン英会話サイト「iTalki」のように、先生を指名できるサービスの場合の話。)
もしくは、安くて、なおかつ英語をちゃんと教えられるオンライン英会話の先生の場合、なにかしら人格的に問題があったりします。
実際、私が一度、「語学が大好き。自分も数ヶ国語を勉強中。資格はないけれど英語を教えるのが大好き」といったアメリカ人の若者先生のオンラインレッスンを受けた時のこと。リクエストに沿ったオリジナルレッスン、発音の間違えもちゃんと指摘してくれ、リピート練習まで指導してくれる。しかも単価も$15ちょっとと格安!
素晴らしいと思いリピートした2回目のレッスン。約束の時間になってもレッスンに現れない。あれ?っと思いメッセージを送ってあたふたしてたら、15分くらい遅れで登場した彼。めっちゃ不機嫌です。どす声で「What’s up……」、どうやら徹夜明けの寝起きだった様子。それ以来、もちろんレッスンはお願いしていません。
話が少しそれましたが、まとめると、
- 英語のネイティブスピーカーだからといって、英語が上手に教えられるわけではない
- 英語をちゃんと教えられ、生徒の英会話力を伸ばせる質の良い先生は、もともとオンライン英会話なんかで仕事をしない
- もし、質の良い先生がオンライン英会話にいても、値段が高かったり、なかなか予約が取れない
- 安くて、しっかり英語を教えられる先生には、なにか裏がある…場合も
オンライン英会話の先生がフリートークばかりする理由3「先生のモチベーションがない」


これも納得。教えている生徒の英語が上達しても、ボーナスが出るわけでもなければ、昇進するわけでもない。上司に褒められるわけでもない。
実のところ、オンライン英会話の先生をしている人の動機は、「他に働き口がない。空き時間に小銭を稼ぎたい。通勤するのが面倒なので在宅で気軽に仕事したい。」というあたりが本音でしょう。
中には、生徒の成長に生きがいを感じ、「自分が世の中に貢献できることは、英語をより多くの人に教えることだ」といった尊い使命感をもって、オンライン英会話の先生をしている人もいます。(ラッキーなことに、私はそんな先生をやっと見つけ出し、半年ほど英語の発音矯正のレッスンをお願いしていました。この件はまた別記事にてレポートしたいと思います。)
英語を教えるモチベーションがなく、ただお金をもらえるからといった理由で英語を教えているのでしたら、生徒にあった教材を準備しなかったり、間違えを直してくれなくても当然でしょう。
オンライン英会話がフリートークばかりな理由のまとめと対策


以上をまとめると、
手軽にお安く英語のレッスンが受けられるシステムに、フリートーク以上の高望みをするな。
っという一言でくくれるかもしれません。
では、どうすればよいでしょう?
1つ目の対策として、レッスンで取り上げて欲しい事柄や、直して欲しいところなど、レッスンの要望を先生にしっかりと伝えると言う手段もあります。それにどこまで答えてくれるかは先生のやる気と力量しだい。
実際に、私がレッスン前に全ての先生に要望を伝えていましたが、フリートークではなく、要望に沿ったレッスンをしてくれた先生は一握りでした。
2つ目の対策は、神レベルの先生に会えるまで、ひたすら先生を取っ替え引っ替えして、自分にぴったりの先生を探し出すのも、良いかもしれません。こればかりは運が必要です。気長に頑張りましょう。
3つ目の対策、オンラインレッスンは格安でフリートークをする場だと割り切って、独学に励む。私はこれが一番だと思います!
<対策のまとめ>
- 先生にレッスンの要望をしっかり伝えること。
- レッスンの期待値にあった先生に出会えるまで、ひたすら探すこと。
- オンラインレッスンはフリートークの場だと割り切って、独学で上達すること。
英会話の独学勉強法については、こちらの記事「短期間で英語がペラペラになる3ステップ勉強法」を参考ください。
【英会話上達】短期間でペラペラになる3ステップ勉強法!英語はスポーツ
皆様が、オンライン英会話を通して、充実した素晴らしい時間を過ごせますように☆最後まで読んでいただきありがとうございました。