夫婦円満っていいですよね。
お揃いの赤いセーターを着た白髪の老夫婦が、仲良く手を繋いでお散歩。チャーミーグリーン洗剤♪のテレビCMを思い出します。
元大統領の不倫に始まり、高い離婚率をたたき出すアメリカ文化。
ですがアメリカならではの、夫婦関係を改善するための様々な努力も盛んです。
例えば、カップルカウンセリングや子なしデートなど、日本にはない習慣。
人種や文化の全く違う、個性に満ちた人々が一緒に家庭を築く。周りと調和して生活していく。そのために彼らはどのような工夫をしているのでしょう?
今回は北アメリカで見聞きした、夫婦円満の秘訣をご紹介したいと思います。
Table of Contents
夫婦円満の基本!子ナシデートで甘い時間を過ごす(理想は週1ペース)
子供がいて生活に追われているカップルにとって、子無しデートは夫婦の絆を深める大切な時間。
家族やベビーシッターさんに子供を預けて、レストランでディナーや映画を観に行くなど、独身の頃のようにデートを楽しみます。
友達のイギリス人夫婦は、「週に1回は最低、旦那と二人だけでデートに出かけるようにしているわ」とのこと。
どこぞ研究結果によると、週1のデートが夫婦の仲を最善に保つのに適切だとか。
子無しデートの習慣。聞きなれない日本人にとってはセレブな贅沢のように感じますが、欧米カップルにとっては優先順位の高い必須の習慣。
若い頃のようにパートナーと一緒に遊べる関係。心置きなく話せる時間を確保してお互いを大切にする姿勢、見習いたいところです。
ハリウッド映画さながら⁈スキンシップを取り入れる
日本人にとってハードルの高いスキンシップ。
欧米ではカップルのみならず、家族や友達、時には見知らぬ人とも頻繁にスキンシップがあります。
フランスでは初対面の異性にカジュアルシーンで挨拶するときは両頬に軽くキスをします。
北米では家族や友達と会うとき、ハグ(軽く抱擁)して挨拶をします。
家族や友達のみならず、初対面の人にもスキンシップがある欧米文化。カップルでのスキンシップは必要不可欠です。
彼らからしてみると、日本人カップルのスキンシップのなさは、逆に謎。「あの二人、本当に付き合ってるの?」とこっそり聞かれたりしたこともあります。
文化的に体の距離感が違うので、日常生活にスキンシップを取り入れるのは難しいかもしれません。小さな触れ合いから真似してみるのも良いかもしれません。
旦那の子育て参加を積極的に受け入れる
日本に比べ、「男性はこうあるべき」という概念が薄い北米。男性も子育てに積極的に参加します。
男性がベビーカーを押したり。哺乳瓶でミルクを飲ませたり。子供を習い事に連れて行ったり。よく目にする光景です。
日本のように超過残業や休日出勤が少ない。パタニティーリーブ(Paternity Leave)という子育てのための男性の休職制度。
男性も子育てしやすい社会環境が整っています。
子育てに追われて何もしない旦那にキレるより、一息つく時間を確保できるのは女性にとって嬉しいところ。
出来るところから少しづつ、男性に子育てを任せてみるのも良いかもしれません。
夫婦円満の習慣のまとめ
ほかにも、
- 「How can I make your day happy?(どうやったら今日の君/あなたを幸せにできる?)」と毎日質問するのが離婚を防ぐ秘訣
- 一緒に遊べる趣味を持つのが、いつまでも夫婦仲良くいる秘密
など様々な声を聞きます。
総じて言えるのは、男女の仲がいつまでも良い関係で入れるように、時間とエネルギーを割いて様々な工夫を取り入れている点。
日常の慌しさに流されずに、いつまでも良い関係を続けるには努力が必要。
日本人も見習いたいところ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。