【夫婦円満の秘訣】◯◯を知るだけで、恋愛関係がグンっと改善

みんな色眼鏡で見ている

毎日顔を合わせて一緒に生活する結婚相手。連絡事項、話し合いたいこと、相手にわかって欲しいこと、お願いしたいこと、コミュニケーションが必要なことは後をたちません。

夫婦関係の良し悪しによって、人生のクォリティーはかなり違います。良い夫婦関係を築くことは、個人の幸せにとってとても大切なことです。

では、どうすれば夫婦がグンと改善できるか?一緒に考えていきたいと思います。

夫婦円満の秘訣!男女の考え方の「違い」を知ること

「考え方に違いがある」こと自体を知ること

人それぞれの考え方の違い

夫婦円満の秘訣はズバリ、男女の考え方の「違い」を知ることにつきます。

誰でも、自分が一番かわいい。厳しい修行を積んだ偉人でない限り、みな大概「自分の考えているように、相手も考えていると」思い込んでいます。(私もその一人です。)

自分の頭をぽこっと取り外して、他人の頭をくっつけることはできない。

生まれて何十年と、付き合ってきたのは自分の頭だけ。自分の頭に、他人の思考回路を用意するのは至難の技。

よく言われるのは、色眼鏡の話。誰でも自分色に染まった眼鏡をかけて、世の中を見ているということ。

みんな色眼鏡で見ている

恋愛ほど、この色眼鏡の差が顕著に現れ、さまざまな苦労に見舞われる関係はないでしょう。

まずは、自分と相手、全く違う眼鏡を通して世の中を見ていることを、常に頭に入れておく必要があります

夫婦円満になるために、知っておくべき男女の思考の違い

日本でも大ベストセラーになりました蔵書、ジョン・グレイ博士の「ベスト・パートナーになるために 男は火星から、女は金星からやってきた(原初のタイトル:Men Are from Mars, Women Are from Venus: Practical Guide for Improving Communication)」

読まれた方、いらっしゃいますか?

本:ベストパートナーになるために

男女の性質の違いの説明や、お互いを知った上でのコミュニケーション方法のアドバイスなどが書かれた、とても奥の深い本です。

この本のおかげで、私の恋愛人生が劇的に改善されました。

内容をかいつまんで要約すると、

  • 男性と女性の価値観は、火星人と金星人ほど違う。なので、まずは異性がどんな性質なのか知ることが大事
  • 男性は挫折、女性は拒絶を恐れている
  • 男性は論理、女性は感情に重きを置く
  • 男性にとって「尊敬、感謝、パートナーの幸せな姿」が大事。逆に女性からのダメ出しや不満が苦手
  • 女性にとって「共感、愛情表現、パートナーが話を聞いてくれること」が大事。逆に男性からの理論的な解決案や気持ちの否定が苦手
  • お互いの違いを知った上で、ベストなコミュニケーションをとること
  • 女性が男性にお願いをするときは、感謝の気持ちを基本にする。例えば「〇〇してくれたら、嬉しい」など
  • 男性が女性の話を聞くときは、問題解決をするのではなく、共感するように話に付き合う。例えば「XXで大変だったね」など

カスタマー評価はというと、日本のアマゾンのレビューは4.2(245件のレビュー)。本家アマゾン.comの原初の評価は4.4(1370件のレビュー)。

アマゾン本家のレビューでは、さすがフェミニズムが盛んな国。「男尊女卑で時代遅れの本、0.5スターの評価をつけたい」。

中には、「男性が一人になりたいときはほおっておく、なんて女性は玄関マットか!!」っと大変お怒りの意見も見受けられます。また、男性と女性を一般化しすぎている、なんて本音をつく評価も。

ネガティブな意見はちらほらありますが、一貫して言えることは、「男女の性質の違いを一般化して、分かりやすく説明している」点が高評価に繋がっています。

男女の違いを頭に入れ、夫婦関係を築く努力

男女の考えの違いを頭に入れる

自分の色眼鏡を通してどうしても相手を判断してしまう人間。でも、自分と他人は全く別の脳みそを持っている。

そして、一般的に男性/女性、それぞれ特有の思考回路を持っている。

男性は、女性の悩みの問題解決屋さんになろうとはせず、なるべく相手の話を聞く努力をする。そして、愛情表現を頻繁にする。

女性は、男性にダメ出しばかりせず、相手の良いところを褒る。感謝の気持ちをたくさん伝える。

この、基本的な男女のスタンスを念頭に入れて、パートナーと接してみましょう。

夫婦関係の改善につながりること、ほぼ間違いなしです。

夫婦円満につながる具体的な会話例

旦那にゴミ出しをお願いしたい場合

相手に家事を少し頼みたいこと、よくありますね。スムーズにできるにはどう切り出すと良いでしょうか?

【ダメな例】
妻:家の手伝い少しくらいしてくれる?ゴミ出してきて。

【良い例】
妻:家の手伝いしてくれてありがとう。このゴミも出してくれると助かる。

旦那に用事を頼む

差は歴然としています。男性にお願いをするときは、「ダメだし→命令」ではなく、「感謝→お願い+喜び」でハッピーにいきましょう。

奥さんから子供の悩みを相談された場合

子供の成長に合わせ、ありとあらゆる悩みや迷いが出てきますよね。一緒に考えて、団結して子供を育てたいものです。

どうコミュニケーションをとれば良いでしょうか?

妻:最近、◯◯が歯磨きしないのよ。ちゃんと磨くよう毎日言っても全然ダメなの。

【ダメな例】

夫:ダメなら、罰を与えればいいじゃないか。そんなことで悩む必要ないよ。(会話終了)


【良い例】

夫:そうか、◯◯は最近歯磨きしてないのか。
妻:そうなの、昨日も、一昨日も、ずっとテレビばかり見てて。このまま大事なネズミの前歯が虫歯になったらどうしようかと心配で。
夫:そうだな。虫歯になったら困るな。
妻:あなたからも言ってくれる?
夫:分かったよ。ちょっと注意してみる。
妻:ありがとう。
奥さんの話を聞く

ダメな例のように、男性が正しいと思う解決策をズバッと女性に言うのはNGです。一度女性の気持ちを受け止めてあげてください。

女性の気持ちを聞いてあげるときは、「相手の言葉を繰り返す」。できれば、表現を変えてリピートすると良いでしょう。

「解決策の提示→会話終了」ではなく、「相手に話させる→解決策を一緒に考える」と、絆も深まります。

夫婦円満の秘訣:まとめ

さらっと書きましたが、「相手が自分と違う思考回路を持っている」という事実を本当に理解するのはかなり難しい。

長い年月をかけて、パートナーの思考回路を理解して、心地よい関係を築いていけると良いですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。